吹奏楽がテーマの 映画『人生は狂詩曲(ラプソディ)』を観てみた
こんにちは。ねものやです。
先日、久しぶりにレンタルビデオ屋に行ってきてふらふらしてたらなんとなくパッケージが目に留まったので借りてみました。
Vincent Bal(ビンセント・バル)監督の『人生は狂詩曲(ラプソディ)』です。ちなみに、原題は『Branbanconne』です。Branbanconneはブラハントの歌というそうで、ベルギーの国歌のことでした。日本風にいうなら『君が代』っていうタイトルがついた映画ですね。
吹奏楽欧州決勝コンクールの予選。ベルギーのフランドル地方の楽団「サン・セシリア」はワロン地方の「アンナバン」と同点1位になるも、ソリストのウィリーが演奏直後に心臓発作で亡くなってしまう。楽団員のエルケ(アマリリス・アイテルリンデン)らはウィリーの死を悲しみ、意欲を失う。しかし、彼の死を無駄にできないと、メンバーたちはアンナバンの天才トランペット奏者ユーグ(アルチュール・デュポン)をスカウトしようと思い立つが……。
この映画、吹奏楽映画か?と言われれば微妙かもしれません。吹奏楽っていうテーマで引っ張られる人は多いと思うので一応。でもトランペット吹き的にはとてもアリな感じ。気持ち分かるわ〜と思っちゃうことあるかと思います。
演出もヘアスプレーみたいな感じというか、歌がちょくちょく入ってくる感じ。ミュージカル風と例えるのがいいのかも。
ネタバレはしない方向なので深くは言いませんが「ベルギー」のことをチョコレートレベルでしか知らない人からすると驚く内容かもしれませんね。「フラマン」と「ワロン」、この2つのワード以上話すとネタバレになってしまい夜道を刺されかねません。
吹奏楽的オススメかと言われればなんとも言えませんがトランペット吹きにはとてもオススメな映画です。Yahooでも評価が4点もあるのでそんなに興味がない人にもおすすめです。
ちなみに、多分吹き替えはありません。音声はフランス語オンリー。自分が観たときも字幕で見たので(字幕派なので問題なし)。