テレビで流れるあのトランペットは?熊蜂の飛行っぽいあの曲!その1
こんにちは。ねものやです。
テレビで流れるトランペットって結構カッコイイんですよね。カッコよくてイカしたBGMが多いのでテンション上がっちゃいます。そんな気になるBGMを紹介します。続くかどうかは不明。今回は熊蜂の飛行みたいなアレです。
ところでTwitterをフォローしてくださってる稀有な方は察しているかと思いますが、実は仕事の関係で東京に引っ越しました。京都のことも書いたりする予定でしたがこれにて終了。「三茶〜w」とか「表参道〜w」とか言っちゃうお洒落人になります。嘘です。
この曲、結構な頻度でテレビでBGMとして流れてますよね。アメリカのラジオ・テレビの『The Green Hornet』という番組のテーマソングでした。
指回しだけではなくタンギングを強いられます。演奏はアメリカのトランペッターAl Hirt(アル・ハート)。Get It Onでお馴染みCheseのBill Chase(ビル・チェイス)やウルトラクイズでお馴染みMaynard Ferguson(メイナード・ファーガソン)らと同じ時代に活躍し、一種の信仰と化しているトランペットのマウスピース『JetTone』にも彼のモデルが存在するほど界隈では有名です。エリック宮城さんが初めて買った薄いマウスピースが確かJetToneのBill Chaseモデルだったはず。個人的な話になりますが、Al Hirtモデルを吹いたことありますが、Bill Chaseモデルよりコントロールが難しかったです。でもしっかりフォーカスされる印象。
アル・ハートを知らない人は「アル・ハート?あぁ髭の人でしょ?」って言うだけでモテます。トランペッターの女の子の友達が居ない限り不要なフレーズでしょうが。
ちなみにこの曲、笑いありの金管アンサンブルでお馴染みMnozil Brass(ムノツィル・ブラス)でも演奏されています。ソロはイケメンのRoman Rindberger(ローマン・リンドベルガー)。一応バックのはずのThomas Gansch(トーマス・ガンシュ)が食っちゃってるのもまたご愛嬌。
こちらは2006年に結成したОлимпик Брасс(Olympic Brass)。ゴリゴリのロシア語サイトしか出てこないのであれですが、2006年にロシアでトリノ・オリンピックが開催されたのでそれに合わせたやつかなぁと。詳しい人いたら教えてください。
イタリア人トランペッターのAndrea Giuffredi(アンドレア・ジェフレディ)です。原曲よりも少し軽い感じ。でもほぼそのままのアレンジですね。楽器のテストの動画でこの曲のフレーズを吹いていたような。Monetteのテストですね。この方、トランペットが凄い上向きで吹いてますよね。骨格の都合上、日本人は基本的に低くなり、白人系や黒人系はまっすぐなりがちです。下顎が結構前に出てるとこんな感じのスタイルになります。ちなみに、まっすぐ吹いてる人でも日本人はほぼ出っ歯なので少しベルの角度を下げるだけで音色が良くなったりします。人にもよりますがよかったら試してみてください。
7,8年前からYouTubeを見てた人は懐かしくてショック死するかもしれませんね。久しぶりに見ましたが凄い楽しそう。Get It Onとかもここのバンドやってたり、ほんと楽しそうです。
今更ですが、熊蜂の飛行といえば、Rimsky-Korsakov(リムスキー=コルサコフ)が作曲した曲です。バイオリンやピアノを始め、様々な楽器でテクニックを披露するために演奏されたりします。とりあえずこんな曲です。
音楽にあまり触れない人でも知っているであろう超有名曲ですね。トランペットやクラリネット、トロンボーン、果てはチューバでも演奏されることもあります。奏者の自己満感は否めませんがまぁ上手けりゃいいんじゃないですかね(適当)。
個人的にはWynton Marsalis(ウィントン・マルサリス)やMaurice Andre(モーリス・アンドレ)やOle Edvard Antonsen(オーレ・エドワルド・アントンセン)などのコロコロした演奏も好きですが、Rafael Mendez(ラファエル・メンデス)やHarry Jamse(ハリー・ジェイムス)のような粒立った演奏も好きです。基本は半音階のパッセージっちゃそうなんですがハッキリと奏者の個性が現れるのもまたいいもんです。