【動画】アルチュニアン トランペット協奏曲 変イ長調 Timofei Dokshizer
こんにちは。
今回はソ連の作曲家、アレクサンドル・アルチュニアンが1949年から1950年にかけて作曲した「トランペット協奏曲 変イ長調」を紹介します。
この曲は、同じソ連のトランペッターであるTimofei Dokshizer(ティモフェイ・ドクシツェル)の為に書かれた曲です。「ヴィルトゥーゾのショーピース」としても作曲されています。ヴィルトゥーゾとはイタリア語で「博識」や「達人」といった意味を持ちます。そこから、英語圏では超一流の演奏家を指す言葉に借用されたようです。
つまり…アルチュニアンさんがド変態でめちゃくちゃ上手いドクシツェルの為に書いたすんごい曲って感じです。
音源はこちら
残念、吹いているのはこれしか見つかりませんでした。
最近ではジュリアード音楽大学の入試のテストに使われるぐらい人気の曲です。しかしドクシツェルさんタンギングキレイすぎません?この曲は中盤からが休みが無くてキツイのに余裕な感じプンプン。華やかで、でもオリエンタルというかロシアの雰囲気がかっこいい曲です。
続いてベルリン・フィルの首席奏者のGábor Tarkövi(ガボール・タルケヴィ)さんの演奏もどうぞ。
流石、圧巻の演奏です。ロータリートランペットの深い響きもまたいいですね。
前にタルケヴィさんが所属しているウィーン=ベルリン ブラス・クインテットを聴いたことがあるのですが凄い音してました。こんなのを安く頻繁に聴けるドイツ人が羨ましい。
今回はこのあたりで